2008年09月21日

加速度センサー

 新iPodに搭載されているという、加速度センサー。いったいどういうものだろう。

 加速度とは、「速度が一定時間あたりにしてどれだけ変化したか」を示す値。加速度センサーは、この「加速度」を検知するセンサーだ。
 どの程度精密に測るか、あるいは、どの程度まで大きな加速度まで計るかなどによって、さまざまな方式や大きさのセンサーがあるようだが、最近では、非常に小型で耐久性もあるセンサーが開発され、携帯電話、iPod等にも搭載されるようになった。

 この加速度センサーという機械は、非常に多くの用途に使える様だ。たとえば、そのセンサーが搭載された機械を持った人が歩くと、「動いた、止まった」ということを知ることができます。動き始めるときには進行方向に加速がかかりますし、また、止まるときには逆に進行方向に対して減速(つまりマイナスの加速)がかかる。

 この加速度センサーの応用例として、身近なところでは、歩数計に使われている。進行方向に対して、ある時間内に加速・減速すれば一歩とみなすという設定であれば、歩数をカウントできるわけです。実際に、加速度センサーを搭載した携帯電話のF672i、V401Dにはどちらにも、このセンサーを使った歩数計機能が実装されているようだ。

 また「V401D」では、カメラにおける「手ぶれ感知モード」という機能にもこの加速度センサーで計測したデータが使われている。上下左右の加速度を携帯電話が察知し、手ブレで携帯電話が動いている間は、たとえシャッターボタンを押してもその間は撮影されず、止まったところでシャッターが切れるようにすることで、写真撮影の際にぶれた写真が撮れてしまうことを予防できるらしい。

 また、加速度センサーは動いたか動かないかだけではなく、どのくらい大きな力で動いたかを数値として知ることもできる。たとえば自動車には非常に大きな加速度まで計れる加速度センサーが搭載されていて、普段は何もしないが、このセンサーで、非常に大きな加速度を感知したとき、つまり車が事故などで急に止まったなどのときにエアバッグを膨らませる、というように使われているという。

 携帯電話の加速度センサーは、それほど大きな値を検知できるわけではないので、「衝突を知る」というような使い方はできないが、普通に歩いているか、走ったか、ジャンプしたかくらいは見分けることができる。
 現在の携帯電話には実装されていないが、Javaなどで加速度の大小を見分けてデータを蓄積していくプログラムを作れば「今日の歩数のうち、走った(ジャンプ)したのは何歩か」をチェックできる歩数計アプリも実現できる様だ。
 このほか、加速度センサーを使うと、物がどのくらい地面に対して傾いているかを知ることもできる。

 これを利用すれば、いろんなおもしろいアプリケーションが開発出来る。

 また加速度センサーは、軸方向といって、センサーから見て“ある方角”に「どのくらいの加速度がかかっているか」を数値として得られる。ちなみに、一度に検知できる軸方向の数によって「1軸」「2軸」「3軸」という言い方をする。「F672i」や「V401D」に搭載されているセンサーは、どちらも2軸の加速度センサーだ。

posted by nemry at 06:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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